読んだ目的
- プロジェクトの方向性検討、レビュー時に資料確認した時に配下メンバーに対してフィードバックするなど言語化して伝えるスキルを高める必要がある
- 後からフィードバックするほど時間的な余裕がなく、会議中に課題を言語化し、次の行動に移れるように指示する必要があるため
得られた学び
本書には言語化スキルを上げるための方法論が書かれている。言語化スキルを上げるための方法の中でも、今後に活用したいことをメモしていく。
言葉を使ったコミュニケーションの本質は2つの要素で構成されている。
- 何を言うか = 言語化
- どう言うか = 伝え方
本書は前者の何を言うか=言語化力を鍛えることに焦点を当てた本である。
メモの書き方
- A4コピー用紙を縦に使用する
- 一番上に「問い」を大きく書いて四角で囲む
- メモを2分割して「思考」と「理由」に分ける
- まずは「思い浮かんだこと」を一行書いてみる
- 一行書いたことを深掘りする「芋づる式言語化思考法」
- 「思考」の最終行から「理由」を書き出す
やり方
毎日やることが重要なため、次の方法で気軽に続けられるようにする。
- 制限時間は1枚2分、1日3分書く
- スキマ時間でトレーニング
また、言葉の解像度を高めるためには問いの設定も重要で次のようなやり方で進める。
- 「同じ問い」や「言語化した思い」をさらに深掘りする(最低5回)
- 同じ問いに「別角度で取り組む」
- あえて「反対意見」を考える(意見を聞く vs 他人の意見に左右されない)
言語化する時に意識すること
- チームで過ごした自分の経験を思い出してみる。記憶の引き出しを開けて、モヤモヤと眠っていた経験を言語化していく。
- 経験 = 「できごと」+「感じたこと」。できごとを通じて自分が感じたことがモヤモヤと感じていた課題点であり、そこを言語化することである
- 伝えやすくするには①メモに書き出した思いをグループ化する、②できるだけ端的な言葉にする
- 会議メモは問いの文章にしておく。言語化力を磨く上で大切なのは、普段の仕事から自分自身に問いを立て続けられるかで、なぜ?という意識を持って生活し、問いを立て続ける。
今後のToDo
- 制限時間は1枚2分、1日3分書く
- 日々の生活で問いをストックするメモを書く