読んだ目的
- クライアントの言う事をを聞きながら構造化して理解できるようになるため
- 自分の主張・言いたい事を構造化して伝えるられるようにするため
得られた学び
本書には構造を読み解き、論理を読むことで思考の質を高める方法とそのトレーニング方法が書かれている。小学生の構造学習をベースにトレーニング方法が記載されており、日々のトレーニングするために今後に活用したいことをメモしていく。
構造読解力
論理構造を読むとは、相手がどういう根拠で何を言っているのかを理解する事である。読解力を上げるには次のようなトレーニングを仕事の中で実施する。
人物の心情を読み解く
物語の登場人物たちの心情を読み解くことは、国語を学んでいる時よりは重要度が理解できていなかったが、その場の空気を読み取ることと考えると非常に意味のあることだと感じた。仕事でも相手の心情を読み解こうと努力し、想定して向かうことが大切で、対応も結果も変わる。鍛えるためには、小説や歴史書を読んでいる時に主人公だけでなく、敵役の心情を想像する。
思考を組み立てる
的確に読み取れずして、的確な応答はできない。文章の中には構造化が曖昧なものもあり、構造を読み取ることができれば、自分で構造を組み立てることができる。
思考とは構造化することであり、言いたいこととその証拠を把握できるように構造を組み立てることである。プロジェクトのプレゼンの場合、最終ゴールである課題解決を常に意識しながら、各ミーティングで何を伝えるか、聞き手は何を最も気にしているかを軸に資料と議論を組み立てる。
今後のToDo
- 文章構造を理解力を上げるために、図式化して理解する
- クライアントの心情を読み解こうと想像しながら相対する
- 自分の主張を構造化して図式化して整理してからプレゼンを組み立てる