データサイエンティストの備忘録

外資系コンサルティングファームでデータサイエンティストとして働く筆者がコンサルティング関連の知見やデータ解析技術を活用するために学んだ内容の備忘録

【読書メモ】データ視覚化のデザイン

読んだ目的

  1. ダッシュボード開発するために効果的な視覚化のデザインを学ぶため
  2. ダッシュボードの作成事例を知るため

得られた学び

本書から得られた学びは主に2つあり、1つはチャート選択方法、2つ目はダッシュボード事例を学ぶことである。

チャート選択方法

比較したい内容によって、下記のようなチャートを選択する。詳細は検索したり、本書を参照する。

:棒グラフ、パックドバブル、ブレットグラフ、ロリポップチャート、レーダーチャート、ドットマトリックスチャート

割合:積み上げ棒グラフ、ドーナツチャート、ツリーマップ、ワッフルチャート、ウォータフォールチャート

流れ:サンキーダイアグラム、ウォータフォールチャート

時間の推移:線グラフ、棒グラフ(縦)、スロープチャート、エリアチャート(めんグラフ)、ヒートマップ

分布ヒストグラム、ドットプロット、箱ひげ図、バタフライチャート

ランキング:棒グラフ、スロープチャート、パンプチャート

関係性:散布図、棒グラフ・線グラフ、バブルチャート

:棒グラフ、色塗り線グラフ、積み上げ棒グラフ

地理空間:コロプレス、比例シンボル、ヒートマップ

ダッシュボード事例

ダッシュボードには大きく2種類ある。

  • 探索型ダッシュボード:KPI等の日常的な経営指標をモニタリングするタイプのダッシュボード。色、フォント、レイアウト含めデザイン性の高いものを避け、伝えたい指標やメッセージに対してニュートラルなものにする
  • 説明型ダッシュボード:明確な1つのメッセージを伝えるもの。世界各国の幸福度ランキング、イラク戦争の犠牲者数など。

ダッシュボードを作成する場合は下記4点について整理する必要がある。

  • 背景:ダッシュボードが必要となった理由
  • オーディエンス:ダッシュボードを利用するユーザー
  • 目的:作成する目的で、効率的なKPI管理等
  • 利用方法:いつ利用するか、どれぐらいの頻度で利用するか等
  • 要求仕様:何をどんな頻度で確認したいか

詳細な内容は本書を参照するが、どんな例があるか記載しておく。

今後のToDo

  1. 今作成しているダッシュボードでこの事例通りに作成してみる
  2. 普段の可視化のチャート選択で試してみる